頭皮のべたつきの主な原因は主に4つあります。
・高温多湿・・・皮脂、汗の分泌が活発になる季節的なもの
・頭皮の乾燥・・・過度のシャンプー、洗浄力の強い洗浄剤などにより、頭皮のうるおいが奪取され頭皮が乾燥し、それを補うため皮脂が過剰分泌される
・ホルモンバランスの乱れ・・・思春期、更年期などホルモンのバランスが乱れる時期に皮脂分泌が過剰になることがある
・ヘアケア剤のすすぎ・・・洗い残し、すすぎ不足でスタイリング剤、シャンプー、トリートメント、オイルなどが頭皮に残留する
このうち日常のヘアケアで対応できるのは「乾燥」と「すすぎ」です。
乾燥:頭皮や髪はタンパク質で構成されています。脱脂力の強い硫酸系界面活性剤(サルフェート)が配合されているシャンプーは汚れをよく落とすのですが、配合比によっては落としすぎる場合もあります。
落としすぎると頭皮は乾燥しやすくなり、うるおう不足を補うために皮脂分泌が活発になります。頭皮はべたつくけど、髪はパサつくという結果を招きます。
現在使用中のシャンプー剤に「~硫酸~」という成分があるかどうか確認しましょう。カラーの退色原因になるともいわれています。
ヘアケア剤のすすぎ:シャンプーとは頭皮の汚れを落とすこと、洗顔と同じぐらい気を遣って洗いましょう。38~39度のお湯で頭皮がキュッとなるまで十分にすすぎましょう。
べたつきの原因になりやすいすすぎ残し・・・臭い、かゆみ、頭皮の荒れの原因にもなりやすいです。洗い流すトリートメントは頭皮にはつかないようにしましょう。アウトバストリートメントをお勧めします。頭皮がキュッとなるまで十分にすすぎましょう。
特に、40歳を過ぎたころから更年期(45~55歳頃+前後5歳ぐらい)には女性ホルモンの急激な減少により毛髪の成長にも変化が現れるといわれています。成長が遅くなり、髪が少なくなったように見えます。
年齢を重ねても強く艶のある髪を保つためにご自分の頭皮に合ったシャンプーで正しいケアをお続けください。臭いやベタ年齢を重ねても強く艶のある髪を保つためにご自分の頭皮に合ったシャンプーで正しいケアをお続けください。臭いやベタつきを予防するためにもシャンプー後は必ずドライヤーで根元から乾かしましょう。