まもなく迎える秋、夏から秋への季節の変わり目はお肌の変化も起こりやすくなります。
例えば、強烈な紫外線、クーラーの冷気などによる肌深部の乾燥、年齢を重ねるごとに遅延するターンオーバーにより肥厚する角質・・・小じわ、くすみ、毛穴の開き、シミなどの原因になりやすいといわれています。
なるべく夏のダメージを肌に残さないようにケアするにはやはり「保湿」が大切になってまいります。
その保湿、実は洗顔、「洗浄」からがスタートです。
洗顔で保湿というと分かりにくいかもしれません。
例えばすすぎ湯、もうご存知の方も多いと思いますが、すすぎ湯は32℃のぬるま湯をお勧めします。
なぜなら、皮脂は32℃で溶解することが言われているからです。それ以上の熱さになると皮膚内部の「天然保湿因子」まで溶けてしまうことに・・・これこそが洗顔時の乾燥原因1位です。
少なくとも体温以下にしましょう。それだけでも洗顔後の乾燥によるツッパリ感は軽減できます。
また、肌には「アルカリ中和能」という素晴らしい能力がありますが、これも年齢を重ねると低下してきます。
年齢を重ねた肌は洗顔後、できれば早めにローション等でうるおい補給が必要な理由です。
アルカリ中和能についてはこちらをご覧ください。