紫外線吸収剤or紫外線散乱剤

19 April, 2025

これからGWにかけての肌や髪が受ける紫外線ダメージは真夏に匹敵するのはご存知だと思いますが、肌を大切にしている方は1年中UVケアの手を抜くことはないですよね。

市販されている殆どのUVケア品には紫外線吸収剤または紫外線散乱剤が配合されています。

UVクリームは塗布後、汗を拭く、顔を触るなど触れた部分は効果が低下します。

また、紫外線吸収剤にはその性質上、それ以外でも効果が低下します。「光劣化」です。

上の図左のように、紫外線吸収剤は紫外線を一旦、皮膚表面で吸収し、化学反応を利用して熱や赤外線に変換し放出するというものです。その際、肌が過敏な方は肌荒れ、アレルギー反応を起こす可能性があります。

SPF値が高くなるほど強い洗浄力のクレンジングが必要になり、肌も乾燥しやすくなりますので保湿ケアを十分に行うことが大切です。

白浮きしにくい、汗で崩れにくいことです。SPF値の高いものもありますが、紫外線吸収剤には「光劣化」があります。

光劣化とは、紫外線を長時間浴びること(紫外線を吸収すること)で酸化が始まり、働きが低下していくといことです。

紫外線散乱剤の特徴は、光劣化はしませんが、白色粉末のため個人差がありますが、白浮きしやすいというデメリットもあります。「ケミカルフリー」という表示があるものは紫外線吸収剤配合のものです。

通勤、通学、買い物、散歩などの日常生活にはSPF20程度で十分です。

肌への負担を考慮し、用途に合わせて選択しましょう。