老化角質とは、ターンオーバーによって本来は落ちるべき古い角質が落ちきれずに、溜ったままになっている状態のことです。
原因は、ターンオーバーの乱れ、うるおい不足、UVケア不足、血行不良などさまざまです。
放置すると、
・毛穴の黒ずみ、毛穴の開き
・肌荒れ
・シミ、吹き出物跡がさらに目立つ 等々です。
肌にとっていいことは全くありません。
では、老化(古い)角質が溜まっているかどうかの判断は?
・肌がごわつく、ざらつき、かさつく、くすみ、毛穴が黒ずんできた、吹き出物ができ始めるシミ、吹き出物跡が濃くなるなど肌を見て感じることがある
・化粧水が浸透しにくい気がする、スキンケアを変えていないのに乾燥するなど
予防は?
・物理的な刺激はやめましょう。
そもそも皮膚(表皮)は0.2ミリ、角質層は0.01~0.03ミリしかありません。圧力をかけた摩擦には非常にデリケートです。
たとえば、ブラシ洗顔など擦りすぎるゴシゴシ洗顔、洗浄力の強すぎる洗顔料、ふき取る化粧水・メイク落とし、顔の表情が変わるほどのフェイスマッサージ、美顔ローラーの使い過ぎなど肌に必要以上の圧力をかけると肌はその下にある細胞、血管や神経を守るため表皮を分厚くさせます。ていねいでやさしい洗顔で肌を柔らかく保ちましょう。
・紫外線予防は毎日行う。
・毎日の食事はバランスよく、特にビタミンA、Bは積極的に摂りましょう。
老化角質が溜まった分厚い皮膚ではせっかくの美容液もローションも効果は期待薄です。その分、「透明感のある肌」からはどんどん遠ざかります。
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