プレ更年期、更年期のくすみの原因「角質肥厚」

15 September, 2022

角質くすみには、角質ケア+保湿+睡眠+食事で軽減できます。

皮膚(表皮)の厚さは0.2ミリ、角質層は0.02ミリといわれています。圧をかけてこすると傷つきやすいということを理解できる薄さですね。

年齢を重ね、ちょうど更年期に差し掛かるころの肌はターンオーバー(肌に入れ替え)速度が遅くなり、本来はがれるはずの老化角質(垢となって落ちるはずの古い角質)が留まり、厚みを増してしまいます。

そもそも今見えている肌の色はあなたの筋肉、脂肪、メラニン、血液などの色が0.2ミリの表皮から透けて見えているのです。

角質くすみ【こんな状態】

・外食が多い

・ストレスがたまりやすい

・洗顔はゴシゴシ洗っている、やさしい洗顔が苦手、保湿ケアにもあまり気を遣わない

・肌がごわつく、かさつく、肌のトーンがスッキリしない

このくすみは、スキンケアでもかなり軽減可能、溜まっている老化角質(垢)を落としましょう。

ポイントは「角質ケア」と「保湿」です。

ほとんどの方が毎日洗顔していると思いますが、更年期に差し掛かる年代の方は角質ケアを兼ねた洗顔をお薦めします。

ただし、皮膚をこするとシミ、シワ、くすみ、たるみを進行させることもあるので注意が必要。

角質ケアといえばスクラブ、酵素、クレイ、ピーリング剤など様々ありますが、ご自分の肌に合ったものを正しく選び、正しく使用しましょう。

そして、老化角質がはがれやすくするためにしっかりとうるおい補給もお忘れなく。

さらに睡眠も大きく影響します。肌のターンオーバーは睡眠時に分泌される成長ホルモンに影響されると判明しています。 睡眠時には部屋を暗くして、朝は充分に光を取り込むようにしましょう。朝、日差しを浴びるのはとてもいいことです。

また、毎日の食事もバランスよく摂り、特に肌にいいとされるビタミンACEが豊富な緑黄色野菜を積極的に摂りましょう。

年齢を重ねても、くすみのない明るい肌はそれだけで清潔感を印象付けます。