プレ更年期、更年期のくすみの原因「乾燥」-2

31 August, 2022

洗顔料ともう1つ洗顔でくすみの原因になるのが「洗い方」です。

泡立てる洗顔の場合、卵2個分ぐらいの泡を作りましょう。泡が少ないと、余計な圧がかかり、肌をこすることになります。ご存じのように肌にとって「摩擦」は最も避けなければならないことです。

同じく、メイククレンジングやジェル洗顔料の使用量も肌を摩擦しない程度の量を使い、圧をかけないようにしましょう。

肌を摩擦しない量とは、表情が動かない程度の量です。量が少ないとどうしても肌に圧をかけ、肌が動く、表情が動くことになりますよね。

そして、すすぎです。洗顔料の役目は肌から汚れを浮かすこと、すすぎはその浮き上がった汚れを肌から取り去ることです。

最低でも1分、60回、まんべんなくすすぎ残しがないようにしましょう。

すすぎ湯は体温以下のぬるま湯、適温は32度をお薦めします。

洗顔が不十分だと本来落ちるべき老化角質や毛穴汚れが残り、くすみの原因となってしまいます。

スキンケアで対応するなら、保湿ローションを十分に塗布し、必ずハンドプレスしてなじませましょう。塗布したローションがなるべく長く肌に留まるように油分配合の美容液やクリームを重ねて塗布しましょう。

また、空調を利用する際は、室内の加湿にも気を遣いましょう。複数の観葉植物を配置するのも室内の感想を予防する効果があります。

☆乾燥が原因と思われる肌はこんな状態:

・肌がグレーっぽいくすみ・粉をふいたようなカサカサ・エアコン完備の室内にいることが多い・毛穴が目立つ・季節の変わり目の肌が荒れやすいなど。

洗顔料とすすぎに気を遣い、ていねいな洗顔を続けるだけでも乾燥を防ぎ、くすみのない透明感のある肌を期待できます。