「メラニン」は紫外線だけが原因で発生するのもではありません。
例えば、肌をこする、表情が変わるほどの摩擦の繰り返しでも発生します。何かを肌になじませる時、メイククレンジング、洗顔料、化粧水やクリームを塗布する・・・習慣的に肌をこするとメラニン色素が発生します。
これも紫外線と同様に皮膚が自ら表皮の下にある毛細血管や様々な神経、細胞を守るためにメラニンという黒いカーテンを張るからです。
【こんなことが原因】
・洗顔やメイククレンジング、クリームなどを肌になじませる時、圧をかけている、こすっている
・UVケアを毎日（365日）はしていない
・肌をこするような美顔器を習慣的に使用している（皮膚が薄い頬骨より上は避けて顔の下半分にしたほうが無難です）
・顔のマッサージやリンパマッサージを欠かさない（表情が変わるぐらい引っ張ったり、手に力を入れている）
メラニンは皮膚の最も下基底層で作られ、肌表面に浮き上がってくるまで個人差はありますが、約3～5年といわれています。忘れたころにふっと浮き上がってくるのが輪郭のあるシミ。メラニンのくすみは顔全体が茶色っぽい、茶黒っぽくなります。
とにかく肌に刺激を与えない（こすらない）、紫外線予防は毎日欠かさないことです。
軽減するには、肌の入れ替え（ターンオーバー）が停滞しないように角質ケアと保湿を十分にしましょう。
角質ケアといえば、スクラブを思いつく方もいるかと思いますが、やり方によっては逆効果になることもありますので、ご注意ください。スクラブ洗顔の後はしっかり保湿ケアを。