「糖化」は「老化」

29 July, 2022

糖質制限、糖質ダイエットとかよく耳にしますが「糖化」とは・・・

活性酸素による「酸化」が「体のサビ」と言われるのに対して、「糖化」は「体のコゲ」と言われます。余分な糖質がたんぱく質などと結びついて、細胞などを劣化させる現象のことです。

これが進むと肌のシワやくすみ、シミなどとなって現れたり、肌や髪のハリがなくなったりします。

また、糖化によってつくられるAGE(糖化最終生成物)は内臓をはじめとする体内組織に作用して、多くの病気の原因となることが知られています。

ある程度予防は可能ですが、残念ながら一度糖化した細胞は元に戻りません。

「体のコゲ」といってもわかりにくいもの。実際に皮膚の下にあるコラーゲンなど見ることは出来ません。

わかりやすいのは「白目の色」です。もし周囲に10歳未満のお子さんがいる方は白目の色を比較してみましょう。糖化していない白目は青白く透明感があり、ハリも輝きもがありますが、糖化し始めたり、すでに糖化が始まっていれば黄ばんでハリがないかも・・・。

早ければ30代前半でも確認でき、白目が黄ばんでいるだけで10歳は老けて見られるとか。

日常生活での予防は、

食事は野菜から食べ、タンパク質や炭水化物はその後にする、なるべくGI(グリセミック・インデックス)値の低い食品を摂る、たばこはやめる、最も血糖値の上がる食後30分~1時間ごろに軽く体を動かす。

食材から摂るのが難しい場合はサプリメントも考慮してはいかがでしょうか。

それと肌だけでなく瞳の紫外線予防は鉄則です。UV予防のサングラスも活用しましょう。

澄んだ瞳は透明感なる肌と同じぐらい清潔で若々しい印象付けとなります。

できることから始めましょう。そして、継続しましょう。