更年期、ホットフラッシュにはエクオール?

25 May, 2023

以前、プレ更年期、更年期、それ以降は大豆イソフラボンが大切を記事にしました。

納豆、豆腐などの大豆製品を摂ると大豆に含まれるポリフェノール、大豆イソフラボンは、「ダイゼイン」「グリシテイン」「ゲニステイン」の3種類に大別されます。

そのうちの「ダイゼイン」がある種の腸内細菌によって代謝されると、「エクオール」に変化して体内に吸収されるのです。

このエクオールは美容と健康はもちろん、メタボ改善、更年期特有の症状をも軽減すると報告されています。特にホットフラッシュは79%軽減したと報告されています。

ところが

エクオールは大豆食品を積極的に摂っても日本人の50~60%の人にしか作ることができません。その人の腸内細菌の中にエクオールを産生する能力を持った菌株を有するかどうかに依存するからです。

野菜を多く摂る人、海藻、乳製品を日常的に摂る人はこのエクオール産生力が高いとされています。

ご自分がエクオールを作れるかどうかは尿検査で分かるようです。

また、エクオールに特化したサプリメントも市販されています。気になる方は調べてみましょう。

 

摂り続けたい大豆イソフラボン