年齢を重ねると「唇」も老化します。
そもそも、唇とは・・・唇は顔の皮膚と同じではありません。上唇の角質は皮膚に由来したもの、下唇は口内の粘膜の延長が変化したものです。個人差はありますが、下唇のほうが乾燥すやすいようです。
唇の色について気にすることはありません。由来が異なるため、上唇と下唇の色味が違うのは当たり前ということになります。
唇には汗腺も皮脂腺もありません。
唇の角質層は非常に薄く、顔の角質層は約0.02ミリ、顔の肌の1/2~1/3程度と言われています。
ですから、外気や体調の変化に敏感なのです。しかも顔の皮膚はターンオーバーに42日間を要しますが、唇の角質層は3~7日程度で入れ替わりますが、年齢と共にターンオーバーの速度も遅くなっていきます。
唇も肌と同じようにシワが増えたり、ボリュームが減少したり・・・年齢を重ねることで老化現象が起こります。また、色もだんだんと赤みが減少し、くすみが目立つようになります。
外的に唇の老化を進めるのは
摩擦・・・唇をこすると肌と同じようにくすみやしわの原因になります。口紅やグロスを落としたり、食後など出来るだけ擦らないようにしましょう。
また、唇にはメラニンがほぼないため紫外線ダメージを受けやすいため、リップクリームなどにも紫外線予防成分が配合されているものをお勧めします。