「髪を復元、修復できる」という表現は薬機法(薬事法)違反になります。「補修」・・・補うことができる・・・は言えます。
「髪質改善○○」という表現も治療の域になり、薬機法違反になります。よく見かけますけど。手触りや質感を整えるという表現が限界です。
そもそも手で触れる髪は角化したケラチンで皮膚から離れている爪の白い部分と同じで切っても痛みがなく、生活反応はありません。生きているの(成長する)は毛根に埋まっている間だけです。
プレ更年期、更年期になると髪のうねり、ボリュームの減少、白髪などが気になる方も多くなりますが、シャンプーで対応で対応可能なものではありません。
髪が年齢を重ねるとうねり始めた・・・は毛根の歪み、つまり頭皮のたるみに起因します。
ボリューム減少・・・通常1個の毛根からは複数の毛髪が生まれてきますが、毛穴のつまりや毛髪の成長遅延により数が少なくなる、また、更年期頃の女性ホルモンの影響ということです。白髪・・・遺伝、加齢、生活習慣、ストレスなどにより髪を黒くするメラニン色素が消滅することが原因です。
どれも髪を洗う(シャンプー)ことで改善するものではありません。
ですが、頭皮環境を整えることで健康な毛髪を育むことは期待できます。
・頭皮は清潔に、できればシャンプーは毎日しましょう。シャンプーの際、爪を立てず指の肌でやさしく洗う。
・シャンプー後の自然乾燥はNG、ドライヤーの適温できちんと乾かしましょう。
・頭皮を乾燥させるような脱脂力の強すぎるシャンプー剤は控えましょう。
・できるだけストレスを溜めず、失火ライト睡眠をとりましょう。
・食生活では塩分や刺激物はほどほどに。